【不眠症なぜ問題?】睡眠の重要性・そのしくみ・交感神経との関係とは?

そもそも不眠症ってなにが問題なの?

みなさん。みなさんも日々、不眠に悩まされていて、藁をもすがる想いなのではないかと想像しています。
わたし不眠男も、不眠とのおつきあいは、かれこれもう7年以上になります。
不眠症とのお付き合いが始まってからは、生活習慣などにも注意を払うようになって、
幾らかでも、睡眠の質を改善できないかと、
日々奮闘しています。
でもね、自分の睡眠が何かおかしい。
と気付く前。
バリバリ仕事をしていた頃は、こう願ったものです。
「一日2時間睡眠で済むショートスリーパーになりたいなぁ」
そしたら、毎日終電まで仕事もできるから、ボスからの宿題もたまらないし、
ひょっとしたら、自分の時間を持つことも夢ではないかもしれない。
そんなことを無邪気に願っていました。
そして、ある日突然目覚めました。
朝の4時に。
早朝覚醒の始まりです。
0時に寝ても、2時に寝ても、必ず4時に目がさめるようになってしまいました。
夢が成就です。
睡眠時間2時間のショートスリーパーが誕生しました。
でも、
当然ながら、
4時に起きると、
疲れは全く取れていない。
もう一度寝ようにも、全く眠れないので、
そのままマクドナルドに行って、コーヒー一杯で仕事して、
朝7時には会社へ。
仕事をする時間は増えたのですが、
なにせ寝てませんので、全く効率が上がりません。
日に日に疲れも蓄積していき、まさに満身創痍でした。
さて、昔話はこれくらいにして、
ひとはなんのために眠るのか。
睡眠を取らないでいるとどうなってしまうのでしょうか。

ひとはなぜ眠るのか?

端的に言うと、「疲れを取るため」であることは間違い無いでしょう。
では、もし眠らなかったら何が起こるのでしょうか。

脳を休めてストレス消去

 

睡眠の状態と抑うつ症状(要するに長期間の気分の落ち込み)との関係を7年半に渡り追跡調査した研究があります。

結果は以下の通りです。

不眠のひとはそうで無い人の6倍も抑うつ症状になりやすい

睡眠の状態が7年間にわたって、ずっと良好な人でも、7年半後の調査では6%の人に抑うつ症状がみられています。しかし、調査の残ご共に不眠の見られた人では36%、なんと睡眠が良好な人の6倍以上も抑うつ症状を示していました。
つまり、規則的に良い睡眠を適正な量しっかり取ることがどれだけ大切なのかをこの研究結果は教えてくれます。
睡眠とは、脳の休息時間であり、うつ病の予防にもつながる
のです。

事故のリスクが急上昇

脳は朝7時に起床して夜0時に眠るまで17時間も働き続けても平気な器官です。
その後、夜間にしっかりと睡眠をとれば、脳の疲労は回復し、翌日もまた脳は情報を処理し続けることが可能になります。
しかし、睡眠時間の不足や睡眠の質が悪化すると脳はしっかりと休息できず、疲労が蓄積します。注意の持続ができなくなり、
気づかないうちに、
  • 注意力散漫になる。
  • 作業の能率が低下する。
  • 反射神経が鈍る

などと言った症状が出てきます。

アメリカで行わ出た研究では、

睡眠不足の累積時間と覚醒を続けた時間とで、ヒューマンエラーを引き起こすレベルはほぼ同じでした。

つまり、

一日2時間の睡眠不足を20日間続けた状態と、

40時間寝ずにいた状態と

で、注意力の低下具合が一緒だったということです。

40時間寝ずにいることを想像してみてください。

例えば、1月1日の朝6時に起きるとします。寝るのは40時間後ですから、

1月2日の22時です。

もちろん徹夜です。

しかも二日目も深夜まで起きています。

こんな生活でまともに仕事や勉強に集中できるはずありませんよね。

一ヶ月を睡眠不足で過ごすということはこれと同じだということです。

 

ほかにも、アルコールを飲んだ場合と睡眠時間を制限した場合の作業効率と眠気を比較した研究があります。

この例では、睡眠時間が2時間不足した時の脳の働きや眠気は、弱度酩酊状態の血中アルコール濃度での結果とほぼ同じだったと報告されています。

アルコールを飲んで仕事や車を運転することはありません。その危険性が社会一般に広く認知されているからでしょう。

一方で睡眠不足については軽視される・もしくは却って美化される傾向があります。

睡眠不足はヒューマンエラーのリスクとしては、気づきにくい分、過労や飲酒に比べて危険度が高いのです。

 

睡眠不足と免疫力

<概日リズム>

私たちは朝になると目覚め、日中に活動し、夜になると眠ります。このようなリズムは「睡眠-覚醒リズム」ばかりではなく、体温変化やホルモン分泌などにも見られることが知られていjます。生体が持つ機構によって刻まれるリズムが「生体リズム(biological rhythm)」であり、約24時間を周期とする生体リズムのことを「概日リズム(サーカディアンリズム;circadian rhythm)」といいます。通常はそれぞれのリズムが互いに同調しており、体温低下に伴って睡眠が始まり、睡眠中にホルモンが分泌され、体温の上昇とともに覚醒するといった周期性が見られます。

<睡眠と(深部)体温>

人間の体温変化は明瞭な概日リズムを示し、午前4時~5時頃に最低となり、午後7時~8時頃に最高となります。このような体温の変動は眠気や覚醒度と関連があり、一般に最高体温付近では覚醒度が高くなるといわれます。最高体温を示してから徐々に体温は低下し始めますが、この体温の低下が入眠に効果的であると考えられています。体温が低下し始めると2~3時間後には平均体温に近くなり、睡眠が始まります。入眠すると、体温はさらに急速に低下し、明け方に最低体温を示すと再び上昇し始めます。最低体温時から2~3時間が経過して、平均体温付近まで上昇すると覚醒します。

<睡眠と内分泌活動>

内分泌活動には、成長ホルモンやプロラクチンのように睡眠に依存して増減するものと、メラトニンやコルチゾールのように独自の概日リズムを示すものがあります。

睡眠依存性

成長ホルモン
・体の成長や修復、疲労回復に重要な役割を果たす
・第1睡眠周期の徐波睡眠期に最大の分泌量を示す
プロラクチン
・性腺刺激ホルモンのひとつで、入眠直後から分泌が開始される
・睡眠の後半に向かって上昇し、覚醒後に分泌が急速に低下する

概日リズムを示す

メラトニン
・催眠作用と概日リズムの調整作用をもつホルモン
・習慣的な入眠時刻の1~2時間前から上昇し始める
・最低体温の1~2時間前に最大値に達し、その後に減少
・室内照明程度の明かりでも分泌は抑制され、覚醒度が上昇する
・覚醒時の分泌量が低く、睡眠時にはその十数倍となる
コルチゾール
・血糖値の上昇や抗炎症、免疫促進などの作用をもつ
・ストレス事態でも分泌が促進されるため、抗ストレス作用を持つと考えられる
・睡眠初期は最低レベルにあり、後半に向かって増加、覚醒前後で最大となる

悪化する睡眠環境

不眠症の症状

不眠症を改善するには

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