仕事が気になって、なかなか寝付けない。
いわゆる軽い入眠困難です。
忙しい現代のサラリーマンなら、そう珍しい話ではないかもしれません。
わたしもかつて入眠困難を経験しました。
最初のうちはサプリメントを利用して、なんとか克服していました。
面白いようにサプリメントが効いてくれたのです。
ですが、仕事の納期が迫るにつれて、プレッシャーも高まっていったのでしょう。
入眠はサプリメントでなんとか克服できたのですが、
それに加えて、早朝目が覚める。
いわゆる、『早朝覚醒』する日がちらほらと出てきたのでした。
当時のわたしは、終電で帰り、2時に就寝。6時起床という、4時間睡眠生活を送っていました。
ところが、4時に目が覚めるのです。
2時間しか寝ていません。
当然体は疲れが取れていません。
それでも会社に出勤していました。
しかし、そんな毎日が続くと、一週間体がもちません。
そして、ついに睡眠導入剤を手にすることになったのです。
週の半ばや、金曜の晩、土曜出勤のときは土曜の晩など、
週に二日程度『今日は寝るぞ!!』という日を作り、
睡眠導入剤で0時くらいに寝るようにしました。
使った睡眠導入剤は、エスエス製薬の『ドリエル』でした。
これを選んだ理由も、テレビコマーシャルで商品名を聞いて、頭の片隅に残っていた
という、安易なものでした。
あなたには、『風邪薬を飲んで眠くなる』という経験をしたことがありませんか?
きっと誰しも一度くらいはあると思います。
このドリエルという薬は、一言で言うと『風邪薬』です。
風邪薬の、『飲むと眠くなる』という『副作用』を利用した薬なんです。
そうやって聞くと、なんだか安心して飲めますよね。
はじめのうちはよく効きました。
入眠もバッチリ。
早朝覚醒もなく、6時くらいまで眠れました。
週に二日くらい、6時間睡眠の日をはさんで、まぁなんとか仕事をしてました。(笑)
当時は不眠なんて、バリバリ仕事をしていれば、たまにはあるさ。
と軽く考えていたので、
なんとか体が持つからいいや。
と、そんな生活を続けていました。
でも、当時のわたしは知らなかったのです。
不眠は重大な病気のサインだということを。。。